事例のご紹介

イベント事例
2019.11.21

「KARASUMA大茶会」其の二 スケールアップして開催!

大丸京都店がプロデュース、多様なお茶の楽しみ方を通じて人と町をつなぐ「大茶会」イベントの第二弾。

早くも第二回を開催!「KARASUMA大茶会~其の二~」

 新元号「令和」に変わる5月1日から2日間開催された、「KARASUMA大茶会」。大丸京都店がプロデュースするこの企画は、四条烏丸を舞台に、多様なお茶の愉しみ方を通じて人と町をつなぐ「大茶会」イベントです。そして同年秋さらにスケールアップ、11月2〜4日の3日間「其の二」と題し、第二回目が開催身されました。初開催から企画に全面協力する山政小山園は、今回も新しいチャレンジをするとともに、皆様にお茶の愉しみをお届けしました。

 当社ブースが展開されたメイン会場、大丸京都店の1階錦広場に加え、東洞院広場、屋上ことほっとてらすに特設ブースが設置され、各階喫茶・レストラン、らくたび京町家、ホテルENSO ANGOほか、四条烏丸の甘味処など17店が参加する京都の町を巻き込んだ大イベントになり、多くの来場者で賑わいました。

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天王山使用「抹茶アフォガード」振る舞い

 山政小山園ブースでは、お濃茶に使用する上級抹茶を気軽に親しんでいただくご提案を目的に、各日100名限定で3日間合計300名の方に、無償で「抹茶アフォガード」を振る舞うイベントを開催いたしました。目の前で点てた抹茶「天王山」を、温かいままバニラアイスクリームにたっぷりと流し掛けた「抹茶アフォガード」は、ふくよかな抹茶の薫りが立ち昇り、バニラアイスクリームの冷たく甘い食感と合わさります。アイスクリームは様々に試食した上、抹茶の旨みと相性のよい「塩バニラ」を選定。配布開始時間11時のところ、連日10時前から行列ができ、開始30分前には予定の100名となって早々に締め切る、大変な人気となりました。

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手摘みの宇治碾茶を使用した焙じ茶ラテ

 会期は秋も深まる11月。焙じ茶ブームも到来中とあり、抹茶を多くのお客様にご愛好いただく当社ならではの、温かい焙じ茶ラテを企画できないか、と考えました。上級抹茶の原料葉「手摘みの宇治碾茶」を焙じたパウダーを開発、そのパウダーを使用した「焙じ茶ラテ」をご提供しました。焙じ茶は大抵、川柳や番茶の茎や葉の部分を焙じたものですが、これは碾茶荒茶(抹茶の原料葉)を精選し、葉肉のついた葉脈の部分を焙じています。それを粉砕することで、通常の焙じ茶パウダーのおよそ2.7倍の旨み成分(テアニン)を含む、焙じ抹茶と呼ぶべき焙じ茶パウダーが完成しました。この焙じ茶パウダーにミルクを使用した焙じ茶ラテは、焙じ茶抽出液では出せない、コーヒーやチョコレートを思わせるコクや碾茶特有の旨みを感じる、濃厚な「焙じ茶ラテ」となり好評をいただきました。

人気企画は継続、「組立式茶室」を新規設置。

 ブースでは、抹茶「天王山」をショットグラスのようなカップで提供したり、玉露、煎茶、雁が音茶の3茶種を飲み比べられる「モダン茶香服」、無料石臼挽き体験を行うなど、大茶会の初回開催時に多くの方にお楽しみいただいた人気企画を継続しました。また新しく、宮大工花升木工様の全面協力のもと、釘を一切使用せずポータブルに使用可能な「組立式茶室」を展示。自由に上がっていただける写真スポットとして開放し、大茶会に花を添える展示となりました。

茶香服の正解を確かめる参加者と「組立式茶室」(宮大工:花升木工製)大茶会2ちゃかぶMTコンテンツ用.png大茶会2茶室MTコンテンツ用.png

「至高の抹茶スイーツ」シリーズ、解禁。

 山政小山園は、茶道界を中心に、上級の抹茶をたくさんのお客様にご愛好いただくブランドです。その山政だからこそできる、上級抹茶を使用し、その風味を十分に活かすことのできるスイーツを探求する企画を立ち上げました。その名も「至高の抹茶スイーツ」です。第一作目の「抹茶生大福」は「茶寿の昔」を練り込んだ生クリーム大福、第二作目「抹茶どぅらみす」は「小倉山」を生地に使用し、マスカルポーネチーズを加えたティラミスのようなどら焼きです。今回初めて、数量限定販売を行い、販売前にできた行列で即時完売。売り切れ後も多数のお問い合わせを頂戴する、大変反響の大きい企画となりました。

至高の抹茶スイーツ「抹茶生大福」抹茶生大福MTコンテンツ用.png至高の抹茶スイーツ「抹茶どぅらみす」どぅらみす.png

イベント開始前にできた行列(左:抹茶ドゥラミス、右:抹茶アフォガード)大茶会2行列MTコンテンツ用.png

新しいお茶の愉しみ方を広げる

 山政小山園は、今後も総合茶卸問屋として、商品やイベントを通じて、お茶の愉しみ方をお届けしてまいります。

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